東京都中野区出身・港区在住。
Naval(株式会社オメガビジョン)に所属しているイラストレーター。ゲームや書籍の分野でイラストを描かれており、2008年には秋田県羽後町のあきたこまちの袋のイラストを手がけるなど、幅広い分野で活躍。
1.20歳の頃について
―20歳の頃の生活状況。
同人誌活動を活発にしていたと思います。
商業誌活動もしていましたが同人誌の方が比重が大きかったですね(笑)
―20歳の頃の目標。
目標というものは定めていなかったです。
ひたすら目の前のことをこなしていました。
―10代~20代で変化したこと。
10代のうちはまだお遊び感覚が強かったですが、20代になり一人暮らしをすることになってちゃんと絵を描いて食べていかなくてはと思うようになりましたね。
―もう1度20歳に戻れるなら。
戻っても同じことをしていると思います(笑)
―自活を始めた時期とその時の苦労と楽しみ。
ちょうど20歳になる少し前でしょうか。
夜中起きていても怒られずに作業できたり、友達を家に呼んで作業したりと楽しいことも多かったですがやはり家賃を払って食べていくことが大変でした。
―今まで読んだ中で一番心に残っている本。
高橋留美子さんが出した画集の中にあったインタビュー内容が非常にためになりましたし、やる気にもつながった記憶があります。
―座右の銘。(20歳の頃と今)
今も昔も「下を見るより上を見ろ!」です。
―影響を受けた人。
高橋留美子さん。
宮崎駿さん。
2.生活と仕事について
―仕事をしていて一番楽しい(良かった)と思うとき。
自分の絵が雑誌の表紙になったときですかね。
―キャラクターデザインを考えるときにすること。
とりあえずいろいろ描いてみます。
それから決めます(笑)
―今までで一番大変だったこと。
仕事が多くなってから「締切り」が優先で作業をしなくてはいけなくなったこと。
延ばすことができなくなり大変でしたね。
―イラストをやめたいと思ったこと。
思ったことはありません。
―ターニングポイント。(決断した時、理由)
10代の頃漫画を描いていましたが、自分には向いていないと実感しイラストレーターを目指したことですね。
―もし、ほかの仕事をするなら。
う~ん…。声優さんには憧れていました(笑)
―インタビューをする側とされる側どちらが好きかされる方が好きです。
3.デザインについて
―自分のデザインしたキャラクターの中で一番気に入っているキャラクター
誰か1人に絞るのは難しいです。
―イラストを見てすごいと思った人
大暮維人さん。
桂正和さん。
―芙蓉楓のデザインのモデルまたはアイデアの元
特にありません。
好きな感じを詰め込んだらああなりました。
―自分を主人公にした漫画またはゲームを作るなら、自分をどのようにいかして制作するか。そしてどのようなキャラクターデザインにするか。
難しいですが、自分は男性にすると思います(笑)
そしてハーレム的なお話がいいですね。モテモテみたいな?
ありがとうございました。
(聞き手・執筆者 岩井宏樹)
※本インタビューは、質問項目を西又葵先生へメールで送らせて頂き、後日、ご回答を頂きました。
突然の依頼にも関わらず、大変丁寧にご対応を頂きました。お忙しい中、誠にありがとうございました。