Discuss Our Society, 2019

Theme

Discuss our society 3

-サードプレイスを考える-

 

Date

2019. 11.30

 

Place

Gifu University


 

 

 

2019年11月30日、岐阜大学で中学生と政治家が社会を議論するDiscuss Our Societyを開催いたしました。今回は、岐阜市内の4つの場所を指定し、その場所を政策的にサードプレイス(第3の居場所)化することを試みました。

 

例えば、「政策案:ぎふ 清流 あゆの酒場」では、現状で稼働率が低い公共施設で定期的にパブリックビューイング、イルミネーションを実施、また高校生が滞在出来る様々な企画を行う。その原資(年間2160万円)を確保するために、時間限定でターゲットを限定したアルコール販売等を行い、様々な世代を時間・時期を分けることで巻き込む戦略を立てておりました。合計5つの政策が立案されましたが、どれも非常に魅力的。若い世代の価値観・観点を大事にしつつ、現状(行政が実施するサードプレイス政策批判)を踏まえ、データに基づいた現実的な案をデザインしておりました。

 

複数の議員から「是非議会の場で検討をしたい」というコメントも頂き、立案した政策が将来的に実現する可能性を含み込んだ提案の場となりました。(当日の様子は2019年12月6日のCCNテレビで放送されます。詳細をご希望の方はご連絡ください。)

 

本企画は多くの方に支えられております。

今回参画いただいた議員は、大野議員(自民党, 参議院議員)、伊藤議員(国民民主党, 県議会議員)、中川議員(共産党, 県議会議員)、和田議員(自民党, 市議会議員)。チーム教員は、三浦先生(岐阜高校)、岸先生(附属中)、矢島先生(附属中)、稲垣先生(真正中)、前田先生(美濃中)。チーム岐阜高校として、この10月に岐阜高校に新設された「政治と高校生の架け橋を創る会」から3名。我がゼミ生4名(都築さん、鳥村君、森さん、西角さん)。ゼミ卒業生で現在愛知教育大学の大学院生の中山君も来てくれました。

その他、附属中の副校長先生、附属小の先生方、岐阜県選挙管理委員会の方、他の学校の先生方、そして東京からも参観を頂き、多くのご参加を頂きました。本当に多くの方々に支えられて、実施ができました。

 

今回は、社会で注目されている「居場所(論)」を批判的に検討すること。その上で、それを政策的に分析・創造・立案し、現実社会の文脈(議員を含めた場)で議論することを主眼としました。可能であれば、本企画を継続的に実施して参りたいと考えております。お礼旁々、引き続き多方面からご指導・ご支援を頂けましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。